オンラインカジノのペイアウト率が高い理由

オンラインカジノのペイアウト率はかなり高いものになっていますが、その理由は比較的理解しやすいです。オンラインカジノならではの特性が大きく影響していますから、別に何か変な仕掛けがあるわけでも何でもなく、むしろ当たり前だと納得できるに違いありません。

まず、オンラインカジノのペイアウト率が実際にどの程度なのかですが、ゲームによって、またカジノによっても違いはありますが、97％とか98％くらいはごく普通ですし、場合によっては99％とかそれ以上というものさえあります。
競馬とか競輪といった日本の公営競技ではだいたい75％前後、パチンコやパチスロは店による差も大きいものの70％程度であり、宝くじに至っては50％を切るような数字になっていますから、その差は歴然としています。
これらと比べれば、限りなく100％に近いと言って良いわけです。

このような公営競技やパチンコなどは、運営のために人件費や土地、建物などの経費がかかります。それに加えて、そもそも運営側の利益として確保される部分が大きくなっています。オンラインカジノの場合、もちろん人件費や土地、建物などの運営費がゼロになるわけではありませんが、インターネット上で運営できるわけですから、実態として非常に少なくて済むことになります。また、世界を相手に経営しているわけですから、参加する人の数が非常に多く、個々の参加者から控除するコストは少なくてもやっていけるということになるわけです。
日本では盛んな公営競技でも、そこで遊んでいる人の絶対数は、世界と比較すると決して大きいものではありません。そこから経営者の利潤を生みださないといけないわけですから、この点でも大きな差が生じてしまうことになるのです。

オンライン上という世界で運営できるため、実際の建物や土地などが必要最小限で済み、人件費も抑えられるという点以外にこのようなことも違いを生み出していることになります。